元・婚活支援員による婚活・恋愛生現場(毒)

婚活に行き詰まったら、ガス抜き程度にお読みくださいませ。

恋愛経験値0の男性陣の婚活

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どうも、ふじこです。

恋愛経験が乏しい男性の方が「そろそろ俺も結婚してぇな…」と思い立ち婚活を始めました。しかしながらどうやって女の子と会話をすればいいか、どうやって誘えばいいか、ちょっと気が合わないと感じたときどうやって断ればいいか…。経験したことがないので勇気の一歩、次の一歩がなかなか踏み出せず、また踏み出したものの相手に嫌な思いをさせてしまったなどの失敗談をたくさんお聞きしてきました。今回はその中から厳選してご紹介していきます。かる~くお付き合いくださいませ~

 

 

 

 

カップリング成立!その後の展開に悩む男達

 

カップリング成立といっても正式なお付き合いではない

 

お引き会わせ後、お相手の女性から「もう1度お会いしたい」という好結果が得られると誰でも嬉しくなります。特に気に入ったお相手ならなおさら。心は有頂天です。しかし、お見合いでお引き合わせして、もう1度会うというのは「もう少ししっかり話して相手を見極めたい」という慎重な女性の心が90%占めています。有頂天になっている恋愛経験の乏しい男性は「お付き合いがスタートした」と勘違いなさる方が非常に多いです。頭の中は「いつ手をつなごう」「いつぐらいでキスができるかな」などとムフフ(めっ!)な脳内お花畑になってはいませんでしょうか?いえいえ。正式なお付き合いは数回お会いしてから、きちんと「結婚を前提に付き合ってください」と相手に申し込み、承諾を得られてからが「お付き合いスタート」です。

「もう1度会ってくれる、会う気になってくれているということは少なからず自分に好意があるのでは!?」と思ってしまいたくなるのもわかりますが、あくまでも「お試し期間」です。少なからず「あなたのことをもっと知りたい」という前向きな気持ちであることには変わりありません。少しでも相手を理解しようという努力の形でもあります。そんなお試し期間中に、手をつないだりするのはご法度!

お見合いでは、お引き合わせから成婚までを3か月で、というところが多いです。

ふじこ的には3か月ってちょっと早いなぁ…相手のこと理解なんてできるかなぁ…と個人的に感じるところもありますが、ダラダラ1年もお付き合いを続けるカップルさんよりかは決断力があって好印象です。あまり女性を待たせないスピーディーさも求められます。

 

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次のデートに誘うタイミング

お付き合い経験が乏しい、または年齢イコール彼女いない歴の男性にとって難関な「次はいつお会いできますか?」の一言のタイミング。「女性と短時間お食事などで楽しくお話しただけで次の約束もしないで帰っちゃいました…」と相談を受けたことがあります。もしかして、頻繁に誘って鬱陶しいと思われるかも…?グイグイいきすぎて引かれるかも…?と考えてしまって、そう思ったら声がかけられなかった…とのこと。いえいえ、そんなことはありません。積極的に次の予定はお伺いしましょう!もし、「もうお会いすることないかな」と女性がシャッターを降ろしていたら、その場では返答せず後日お断りの連絡が来ることでしょう。悲しいけど。なので何も言わないより言っておいたほうが断然いいです!「彼、私に興味がないのかな?」と思われてしまったら大変ですしね!

簡単にLINEで連絡のとれる時代ですから、メールやLINE等で次の予定を決めてしまうのもアリかと思います。お互い多忙でなかなか先の予定が立たない方はこうされていらっしゃいます。しかし、できれば口頭で伝えて確認しておきたいところ。また、次に会うスパンは短いほうがいいです。下手に2週間、3週間先、1か月先と先延ばしにするのは危険です。お引き合わせ後から3回お会いするのはポンポンと間を開けずにお会いすることをおすすめします。ここで次のデートのお誘いですが、帰り際にさりげなくお伺いしましょう。帰る間際ではなく、お店を出た後や駅まで歩く道のりで、などで。「今度はどこにいきましょうか?」という質問もいいですが、できれば提案型の質問もストックしておいてください。「あそこの○○がおいしいらしくて、今度行きませんか?」と初めのうちは男性がリードしていくほうが女性もうれしいはず。男性はスタートダッシュが肝心です!リサーチしまくってください!

 

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デートや食事代は男が毎回もつべき?

ふじこの婚活場では、お付き合い開始前は「男性が多めに払ってください、女性も極力協力してください」と最初の登録時に軽めにご説明しています。お付き合いするまでは男性は踏ん張って払ってほしいところ。最初にお会いするときは全額頑張ってください!「毎回毎回払うのはきびしいです…」といったご相談を受けたことがあります。うん、毎回でなくていいんだよ!?毎回高い高級レストランに行くわけでもあるまいし、仲が深まってきたら行きつけの居酒屋や、良心的なお店などでも構いません。良識のある女性なら「今回は私が」と言い出してくれたり、「割り勘にしましょう」と提案してくれたりします。でもきっと女性が払ってくれたらくれたで「なんだか申訳がないな…」と思う男性が多いと思います。男のプライドってやつです。お金もそこそこあって、女性に食事をごちそうするぐらいなんてことはないさ!な方であれば、あぁ、じゃあ毎回払ったらいいじゃん(棒読み)って思いますが、ふじこだったら毎回払ってくれたら逆に申し訳ないな、と思う性格です。女性もいろんな考えをお持ちの方がいらっしゃいますから、「男性が払って当たり前」「養ってくれるのであればこれぐらいは…」とおもっている女性も少なからずいます。

でもですね、「男が払って当然」って考えの方、結構40代の方で多かったです。メッシーやアッシーなんて呼んでいた時代にバリバリだった時代を生きた女性です。(死語オンパレード)ふじこの世代からすると、毎回男性持ちだと、なんだか高飛車で厚かましい女に見えて「嫌われそう」っていう考えのほうが強いかもしれない。また、「専業主婦になりたい」なんて願望の女性も要注意です。金銭感覚はとっても大事ですし、結婚してしまってから「金遣い悪い」なんて気が付いても手遅れですからね。

ここで男性は払う時、払った後に女性がどんな対応をするのかも注目しながら、気持ちよくお金を払ってあげてください。お礼が言える子か?気が遣える子か?交際費に協力的な子か?お付き合いがスタートしたら、彼女にも協力してもらえるようお願いしてもいいと思います。

 

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LINEか電話かどちらで連絡すればいいか

相手にもよりますが、「電話が苦手」っていう方や、文字打つのがめんどくさいからすぐ「電話をかける」って方もいらっしゃいます。ふじこは電話があまり好きではありませんでした。電話ってその時間自分の行動が制限されちゃいますからね。しかし気のある男性からの電話はめっちゃうれしかったです。トイレも我慢しちゃうほど。こればかりは人それぞれですし、お互いの生活リズム等も考える余地があるかと思います。

何気ないお話がしたいなら、お付き合い前であれば、メールやLINEよりも電話、電話よりも直接会う、という風に比重を置いてください。「いや、でもなかなか会えないから困ってるんです。頻繁に連絡したほうがいいのか、どんな話題がいいのか?」という相談を受けたことがあります。仕事や遠方でなかなかお会いできないのであれば、マメに連絡するのが1番。いきなり電話をかけるんじゃなくて、まずはメールやLINEなどで相手からの返信を待ちましょう、レスポンスが早いなら「電話していい?」と確認してから電話をかけるようにしましょう。「〇時からならいいよ」などの返信があれば、近況報告や、次に行きたいところなどのお話をされてもいいかと思います。電話が苦手、嫌いな部類の女性は「今日はちょっと…」などといったお断りの返信がくることも。ここでめげることなく、察してあげることも大事。仲が深まってくれば、心のガードも徐々に広くなって、電話で連絡できる日が来ます。根気よくLINEやメールで連絡したり、お会いできる回数をたくさん作ってアプローチを続けていきましょう!

 

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良くも悪くも次に進むために決断するとき

 

連絡回数が徐々に減ってきたのは脈なし?

仕事やプライベートで多忙な女性との連絡が、初めてお会いした時よりも減ってきだしたら「危険信号」です。脈なし一歩手前。もしかしたら片足は突っ込んだ状態かも。一般的なお付き合いでは徐々に消えていく、いわゆるフェードアウトすることもできますが、お見合いにおいてフェードアウトはそもそもできませんし(仲人さんや企業が管理しているため)そんなこと大人になってまでするのはやめてください!って話です。しかし、イベントなどでカップリングになった方の多くが、このフェードアウトでダメになっちゃう方が多くいます。お見合いとイベントでは成婚までに至る割合でいうと、お見合いが圧倒的に多いです。やはり後ろに「企業の力」がありますから。逆にイベントではさくっと参加ができる手軽さがウリのようなところもあるため、相手から連絡が途絶えてしまっても、企業側はどうしてあげることもできません。「残念でしたね、次頑張りましょう」の励ましの言葉ぐらいしか見つかりません。連絡が減ってくるのは、単純に1日の出来事のうち「あなたを思い出す時間が少ない」んです。優先順位がかなり低いということ。それよりもこれ、それよりも疲れた、さっさと寝よう…そんな日が次の日も次の日も続くと、そりゃ徐々に減っても来ます。

また、恋愛経験がある女性の多くが婚活で知り合った男性に「ときめかない」とお悩みを抱えます。「ときめかないのにこのままズルズルいって結婚なんてできるのかしら?」「いつか好きになれる日が来るのかしら?」そう悩んでいる女性は3か月ほどお会いしたり連絡を取ったりしながら自分の本当の気持ちを理解していきます。「あ、やっぱりちょっと違うかも」「これ以上待たせたらお相手に失礼かも」と思われたらお断りがくるでしょう。また、「仕事を優先させたい」女性であれば、頻繁に来る男性の連絡は面倒そのもの。「価値観の違いで」という理由でお断りする女性の多くがこれにあたります。

 

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お断りはごまかさず思いやり80%でストレートに伝える

心苦しいことに、男性側からも女性にお断りを告げるパターンもあります。「お食事をごちそうしてお礼がなかった」「お酒の飲み方が大人じゃない」など些細なことから、付き合ってみたけど好意が持てるまでに至らなかったなど様々。ここで本音をそのままぶつけてしまうのはNGですが、かといってごまかしてごまかしてうやむやにしてしまうのもNG。以前、お付き合い経験のない男性が女性へお断りする際、経験値がないことから「親と話したうえで今回はご縁がないと判断しました」なんて言っちゃった方がおられました。

なんで親を出した!?しかもまだ挨拶も済ませていないのに親が断った理由てなんだよ!?お前親に私のことなんてしゃべったんだよ!?と不快な気持ちを抱えてしまうでしょう。よくよく聞くと、「どうやって断ったらいいのかがわからなかったのであえて嘘をつく形になりました」とのこと…。おいおい…。絶対お断り理由で親御さんを引き合いに出すことはNG中のNG!大人の男性としてどうなの!って話です。実際に本当に親御さんが反対するケースはありますが、できれば自分のお気持ち1つで決めたことをお相手に伝えることをお勧めします。女性からしたら結婚するのかしないのか、そんな大事な事はあなたが判断してくれよって事です。

確かにお断りをするのは気が引けること。しかし嘘やうやむやにするほうがよっぽど失礼です。できればお断りはハッキリと明確に伝えつつ、相手を不快にさせないような言葉選びが必要です。かなり難しいですが、それほど気を遣っていただきたいのです。ハッキリ明確に、と記載しましたが「好みじゃない」とか「性格の不一致」などといった空気を読まない内容で相手を不快にする内容ではなく、男性側はあくまでも女性のせいにしないよう、思いやり80%の本音でご縁がなかった旨を伝えてください。

 

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終わりに

 

今回はお付き合い経験が乏しい、または経験値がない男性の体験談をご紹介しましたが、恋愛経験が豊富な方が何においてもスマートな立ち振る舞いができているかと言われたら必ずしもそうではありません。やはり人間対人間がぶつかる婚活ですから、その方の立ち振る舞い1つ、相手をどこまで思いやれるかですべては決まってきます。男尊女卑や、女性優先ではなく同等な立場で向かい合っていただきたいですが、度量や器の広さ、リード力は男性側に頑張っていただきたいもの。時にアグレッシブに!時に冷静に!婚活という戦場を戦い抜いてください!